No.003 室 秀樹〈むろひでき〉・吉川 典仁〈よしかわてむじん〉(株式会社プラスアルファ・コンサルティング)

株式会社プラスアルファ・コンサルティング
夢社開発プロジェクト推進室
夢社・見える化コンサルティングG グループマネージャー
室 秀樹(むろ ひでき)様 ※写真右
見える化エンジン事業部
吉川 典仁(よしかわ てむじん)様 ※写真左

8月19日に行われたジュニアドクター育成塾第3テーマでは、「見える化エンジン」というインターネットツールを使って行うテキストマイニングについて学びました。

テキストマイニングとは、膨大な文字情報を解析処理することで、有益な情報を探し出す技術のことです。講座当日は、「見える化エンジン」を使って、Twitter上の膨大なデータから、特定の情報を抽出・比較し、まとめる体験をしました。

そこで今回の科学プロ図鑑は、講師を務めていただいた、業界No.1を誇る株式会社プラスアルファ・コンサルティングの室さんと吉川さんにご登場いただきます。

―お疲れ様でした。本日の講座はいかがでしたか?

吉川: みんな賢いなと思いました。
室: そうですね。純粋にそう思いました。こちらのアクションにも反応してくれたので。
吉川: 話す側としても話しやすかったです。
室: 分析の体験をしてもらったんですけど、その時の感性の良さを凄く感じました。

お二人は講座当日の受講生たちの反応をとても喜んでくださいました。
ここからはお二人が科学プロになるまでの歩みを教えていただきましょう。

【目次】
1 子どもころはどんなことに興味があった?
2 子どもの時代の将来の夢は?
3 なぜこの仕事をするようになった?
4 仕事をしていて一番大変だと思うことは?
5 同じ仕事を目指している子どもたちに,いま頑張ってほしいことは?

1 子どもころはどんなことに興味があった?

吉川: 小学校5年生の時に三国志の漫画を全巻買ってもらって、もうずっと歴史好きです。生まれて初めて読んだ漫画は『世界の歴史』のモンゴル帝国史でした。名前の由来の漫画が置いてあったんですよ。親が考古学をやっていたので、歴史に囲まれた環境で育ったんです。寛永通宝や土器の欠片がその辺に置いてあったりして、そういう環境で育ったので知らず知らず歴史が好きになっていました。

2 子どもの時代の将来の夢は?

室: 僕が小学校5年生の時にJリーグが始まったんですけど、その時からサッカーを始めて…。強くイメージしていたわけではないんですけど、サッカー選手いいなって。ちょうどカズや武田が全盛期の時だったので、おぼろげなんですけど、サッカー選手かっこいいなって思ってました。将来の夢って言うほど堅いものではなかったんですけどね。

3 なぜこの仕事をするようになった?

室: 前職では僕が担当しているお客様をまわって、関係を構築して、サービスを提供するっていうアカウント営業をしていたんですけど、自分のスキルというか、今後の将来の展望を考えた時に、ソフトウェア業界でもっと外の世界を見てみたいと思って、色々と探している中でプラスアルファ・コンサルティングと出会ったんです。色々なお客様と業種業態を問わずにお話しできるところとお客様の課題に合わせた形でソリューションを提供できるところに魅力を感じました。

吉川: この会社を選んだ理由は、国語と数学と人の役に立つこと、この3つがあるからです。会社と出会うきっかけは、前に務めていた結婚式場でこの見える化エンジンを使っていたので、元々見える化エンジンについては知っていたんですよ。その時は「この商品面白いのに難しいな」って思っていたんですけど、まさか今自分がお客様に教える立場になって、同じことを言われるようになるとは思ってもいなかったです(笑)。見える化エンジンはシステム自体は簡単で、押せば動くんです。でも出てきた情報をどうやって活用していくかっていうのが難しいんです。商品を利用するお客様のサポートをしていくのが僕の仕事です。

4 仕事をしていて一番大変だと思うことは?

室: どの仕事にもあることだと思うんですけど、忙しかった時は大変でした。並行して複数の仕事を進めている時とかは特に大変で、ほとんど眠れないって時もありましたね。でも大変ではありましたが達成感もあったし、その時の経験が今に活かせていると思います。頑張った、努力したって経験は自信になるんです。「あの時あんなに頑張れたから」ってね。ただ、自分が苦労したからって下の世代に同じことをやれとは言えないですし、言いたくないですね。

吉川: 業務で、というよりは心がけていることになるんですけど、僕は人とは違う意見が出せるというキャラで売っているんです。だから、みんな違う意見を僕に求めてくるんですよ。それを維持していくことが大変で…(笑)。でも、どんな難しい相談を受けても「できない」とは言わないようにしています。「できない」って言うよりも、まずは考えてみて、そして何かしらの意見が出せるように、そういう姿勢で取り組んでいます。

5 同じ仕事を目指している子どもたちに,いま頑張ってほしいことは?

室: ほぼ講座の時に伝えてしまったんですけど(笑)。

吉川: そうですね。講座でも伝えたんですけど、好奇心を持つことがとにかく大切だと思いますね。何事もまずは、知りたいと思うこと、関心を持つことから始まるので。あとは、1日1%でもいいから、昨日よりも成長しようって心がけることですね。ほんの些細なことでもいいんです。「あれ?」とか「どうして?」って、少しでも気になったことについて調べてみることを習慣づけることですね。小さな成長でも、365日毎日続ければ1年後には365%成長しているってことになりますからね 1%の365倍で365%成長するのではなく、101%の365乗で、3778%になります!(笑)。

室: あとは、個人的にはプログラミングがもっとできれば、と思いますね。僕は営業ですが、営業でも知識として欲しいというか、必要だと思います。特にこれからの時代はもっと、他の業界であっても必要になってくる知識だと思いますね。自分の好きな分野、例えば科学とか、それだけを勉強していくんじゃなくて、他の分野についても勉強していくことって大切なことだと思います。講座の中でアインシュタインの「私には特別な才能などない。ただ、とてつもなく好奇心が強いだけなんだ。」って言葉をお借りして説明していましたが、好奇心を持つことってこの仕事だけに限らずどんな仕事にも通じる大切なことだと思います。そういった姿勢を大切にしていってもらいたいですね。

取材者:
スチューデント・キャンパス・ボランティア
メディアサポーター出版部
写真・文 杉山未来

スチューデント・キャンパス・ボランティア公式HP:
http://scvinfo.csaa.ehime-u.ac.jp/dantai/mspt/

テキストマイニングという、まだまだ新しい分野を開拓されているお二人だからこそ、広く深い好奇心と日々一歩ずつの成長の大切さ強く感じていらっしゃるのでしょうね。

これは未知なる世界を楽しむ科学者に共通の素養かもしれません。

貴重なお話をありがとうございました。

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