第2テーマ「頭の中を見える化しよう!」の内容

ジュニアドクター育成塾第2テーマ「頭の中を見える化しよう!」を,2018年7月15日に愛媛大学で実施し,新しいコミュニケーションツール,グラフィックレコーディングを体験しました。

グラフィックレコーディングは,あなたの考えを明確化して,あなた自身の理解を深めるだけでなく,他者との情報共有を容易にする優れたコミュニケーションツールです。必要なものは唯一つ。「わたしにはできない」というこだわりを捨て,まずはペンを手にとることです。

みんなで話し合って決めたはずなのに,いざ始めてみたら「あれっ!?」となることはありませんか?
または,自分のメモやノートを見返したとき「なんでこれを書いたんだっけ?」と思うことはありませんか?
これらはいずれもイメージがあいまいであることで起こる問題です。こんなときグラフィックレコーディングは力を発揮します。

1 話し合いでの情報共有し『見える化』する

 

あなたは,みんなと「良いクルマ」について話しているとしましょう。あなたにとって「良いクルマ」とは「燃費がよく」「排気ガスを発生しない」の「燃料電池自動車」です。しかし,Aさんはアウトドア派なので,「悪路走破性が高く」「四輪駆動」の「SUV」を「良いクルマ」だと考えています。Bさんにとって「良いクルマ」は「馬力があって」「走りが良い」「スポーツカー」です。言葉の上では,みな「良いクルマ」の話をしていても頭のなかでは違った『イメージ』で話しています。そのため,話し合いはなかなかまとまりませんし,まとまったように見えても情報が共有されていないのです。

     
 
(a)グラフィックレコーディングがないとき     (b)グラフィックレコーディングがあるとき

 こんなとき絵と文字で表すことができれば,状況は簡単になります。これがグラフィックレコーディングの力です。

2 考えを整理し『見える化』する

グラフィックレコーディングを使って,あいまいなイメージを明確化して『見える化』します。
言葉にはそれに付随する概念があります。言葉を表す現象を体験して,言葉と概念を結びつける作業が必要なのです。しかし,私たちは普段それを意識していないので,頭のなかで「わかっている」つもりになって,イメージが「あいまい」なことがあります。

そこで,グラフィックレコーディングが必要になります。絵を描くことで,私たちは自分の記憶や考えの『あいまいな部分』を明確にできるのです。グラフィックレコーディングを使って,自分の考えを描き出すことで,あなたの思考も整理され,やるべきこと,やりたいことが明確になっていくのです。

当日の様子が愛媛新聞で紹介されました。

愛媛新聞201807016グラフィックレコーディング
2017年7月17日付愛媛新聞(掲載許可番号:Gd2018071-70005)

愛媛新聞ONLINE(http://www.ehime-np.co.jp/

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