令和2年度愛媛大学ジュニアドクター育成塾入学者選抜試験について

2020年度の愛媛大学ジュニアドクター育成塾入学者選抜試験には200名を超える応募をいただきました。たくさんのご応募、どうもありがとうございました。

本年度の入学者選抜試験では,新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の感染拡大予防の観点から,例年実施していた実技試験は行いませんでした。

選抜試験1は発達段階を問わず読解力や科学的な思考力などを測定するため,OECD(Organisation for Economic Co-operation and Development:経済協力開発機構)が実施する PISA(Programme for International Student Assessment:生徒の学習到達度調査)の2018年の読解力問題と大学入試センターが実施した平成29年度の生物の試行問題を活用いたしました。

選抜試験2は2020年7月1日より実施されているレジ袋有料化を取り上げながら,プラスチックと環境問題について基礎情報を提示し,その問題解決の方法を提案していただく問題を作成しました。提示した提案の作成の観点がそのまま採点の基準となっております。

観点

 ・目的や方法は具体的に設定されているか?(特に数値的な目標などを設定できているか)

 ・様々な立場の人の考えを考慮できているか?

 ・情報を正確に把握できているか?

今回、非常に多くのご応募をいただきましたが、残念ながら施設や機材の都合で多くの受験者のご希望に沿うことができませんでした。しかしながら、このような試験では受験者のすべての能力を知ることはできません。試験結果は、あくまでも1つの側面での評価の表れにしかすぎないのです。今回の結果で科学に対する興味を失う人が出るようなことがあれば我々にとっては不本意ですし、地域や日本にとっても大きな損失です。愛媛大学ジュニアドクター育成塾には「インターネット受講生」という、講座を限定のWeb配信で見ることのできる制度もありますので、是非そのような制度も利用して探求する心を持ち続けてください。